眼科通信

眼科通信Vol.188【老視】

老視とは、老眼(ろうがん)の正式名称です。誰でもなるものなのでしょうか?

それとも、老視にならない人もいるのでしょうか?

老視とは?

加齢により調節力(遠くや近くを見るときにピントを合わせる力)が低下することにより

おきる障害を老視(ろうし)と言います。

老視は生理的なものであり、病的なものではありません。

調節力は年齢とともに低下し、個人差はありますが、40歳前後から始まると言われています。

 

症状

近くが見づらくなる、本や新聞を顔から離して読むようになります。

遠視の人の場合、もともと遠くが見やすい眼をしている為、

老視になると近くの見づらさを実感しやすく、老眼鏡が必要になります。

近視の人の場合、もともと近くが見やすい眼をしている為、

遠用の眼鏡やコンタクトレンズを外せば、

遠くは見づらくなっても、近くは見えることが多いです。

(近視や乱視の度合いにより、見づらい人もいます。)

“近視の人は老視にならない”と聞くことがありますが、老視にならないのではなく、

眼鏡を外せば近くが見えるという意味です。

年齢とともに、誰しもかならず老視になるのです。

 

近くを見る際に、老眼鏡(近用眼鏡)を装用します。

また、遠近両用の眼鏡やコンタクトレンズを装用する方法もあります。

自分の目と生活に合った眼鏡やコンタクトレンズを選択しましょう。

 

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