眼科通信

眼科通信Vol.163【網膜剥離】

網膜剥離の原因は?網膜がはがれるとどのような症状がでるのでしょうか?

網膜剥離(もうまくはくり)とは?

網膜剥離とは、網膜という眼の奥にある薄い膜が何らかの原因ではがれ、

硝子体(しょうしたい)の中に浮き上がることを言います。

網膜はものを見るために重要な部分で、

網膜の中でも最も重要な部分を黄斑部(おうはんぶ)といいます。

硝子体とは、細かい繊維でできたゲル状の透明な物質で、

眼球の中を満たしており、

眼の形を保つ役割を担っています。

治療は状態により異なり、網膜光(もうまくひかり)凝固術(ぎょうこじゅつ)や、

網膜復位術(もうまくふくいじゅつ)、硝子体(しょうしたい)手術(しゅじゅつ)などがあります。

 

原因は?

好発年齢として20歳代に小さなピークと50歳代に大きなピークを持つ疾患で、

前者は格子状変性(こうしじょうへんせい)を伴う強度近視やアトピー性皮膚炎、

外傷がおもな原因です。

後者は加齢性の硝子体液化に伴う後部硝子体裂孔が原因です。

いずれも硝子体による牽引から周辺部網膜に裂孔が形成され、

液化した硝子体が網膜下に入り込むことで網膜が剥がれた状態です。

 

こんな症状があれば検査を!!

☐飛蚊症(ひぶんしょう)…黒い点や糸状のゴミのような物が見える

☐光視症(こうししょう)…目に光が当たっていないのにチカチカした光が見える

☐視野欠損(しやけっそん)…視界のなかに見えない部分がある

☐視力低下(しりょくていか)…普段よりも見づらい、ハッキリしない

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