眼科通信

眼科通信Vol.181【VDT症候群】

パソコンなどを長時間使用することによって、

眼にどのような影響があるのでしょうか?

VDT症候群とは?

パソコンなどのディスプレイ(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使用した

長時間の作業により、目や身体に影響の出る病気で、IT眼症(がんしょう)とも言います。

 

1日の連続作業時間が長くなるほど、目に関する訴えが多くみられます!!

目の症状          身体の症状

✓疲れる          ✓肩が凝る

✓痛い           ✓肩から首が痛む

✓ぼやける         ✓だるい

✓かすむ          ✓背中が痛い

✓見づらい         ✓頭痛・めまいがする

 

精神の症状:イライラ、不安感をまねいたり、抑うつ状態になったりします。

◇予防方法

▹適度に休憩を取りましょう。

▹ディスプレイから時々目線を外し、瞬きを心掛けましょう。

▹時々身体を動かし、緊張をほぐしましょう。

▹眼鏡やコンタクトレンズは、度数の合ったものを使用しましょう。

▹室内の照明は明るすぎず、暗すぎないようにしましょう。

▹エアコンの風などで乾燥しすぎないようにしましょう。

 

身体や眼を労わることが大切です。

異常を感じたり、気になる症状がある場合は眼科受診をお勧めします。

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