眼科通信

眼科通信Vol.160【麦粒腫・霰粒腫】

「ものもらい」には、2種類あることをご存じですか?

麦粒腫は感染、霰粒腫は炎症によりまぶたが腫れる

麦粒腫、霰粒腫ともに片眼の眼瞼が腫れる病気ですが、原因はまったく異なります。

 

 

☆麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

まぶたの内側や縁が細菌感染を起こすことをいいます。

まぶたの発赤・腫れ・痛みといった症状が出ます。

炎症が強くなるほど症状も強くなります。

化膿が進むと、自然に膿が出ることがあります。

抗生物質の点眼や内服により治療をします。

化膿が進んだ場合には、切開して膿を出すこともあります。

 

 

☆霰粒腫(さんりゅうしゅ)

まつ毛の生え際の内側にある穴が詰まり、

炎症を起こして肉芽腫という塊ができることです。

麦粒腫とは異なり、細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。

瞼の腫れ・異物感といった症状が出ます。

痛みは伴わないことが多いですが、細菌感染を併発すると、

痛み・発赤などの症状が出ることもあります。

できものが小さければ自然に吸収されることもありますが、

大きい場合は薬の注射や、摘出手術をします。

 

目の周りを清潔に保ちましょう

汚い手でこすらないようにしましょう。

アイメイクは控えめにしましょう。

コンタクトレンズは正しく使用しましょう

レンズのつけはずしをする際は手指をしっかりと洗いましょう。

レンズ自体やレンズケースの洗浄・消毒をしっかりと行いましょう。

違和感がある場合はただちに使用を中止し、眼科を受診しましょう。

規則正しい生活を心がけましょう

生活のリズムが不規則だと、ホルモンの分泌が不安定になり、

脂の性質を変えて詰まりやすくなることがあります。

 

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